「肩がだるい」「ストラップ跡がくっきり残る」「夕方になると肩が重い」——これ、実はブラが体に合っていないサインかもしれません。肩こりはデスクワークや姿勢だけでなく、ブラの選び方・フィット感が大きく関係します。ここでは、肩こりやストラップ食い込みが起こる理由と、今日からできる見直しポイントを丁寧にまとめました。
1. ストラップが食い込む理由
1) カップサイズが小さい
バストがカップに収まりきらないと、重さがストラップ側に逃げてしまいます。その結果、ストラップに負担が集中して痛みの原因に。
2) ストラップが細すぎる
細いストラップは重力を受け止めきれず、肩に食い込みやすい傾向があります。
3) 調整がきつすぎる
肩ひもの長さが短いと常に引っ張られ、肩に圧がかかりやすくなります。
2. 肩こりを悪化させるブラの特徴
・アンダーがゆるいブラ
支えるべきバストの重さをうまく受け止められず、ストラップに頼りがち。結果、肩が疲れやすくなります。
・ワイヤーが体にフィットしていないブラ
バージスラインに合っていないとバストが正しい位置で支えられず、姿勢の乱れにもつながります。
3. 改善のための“正しい選び方”
① カップとアンダーの見直しをする
まずは「カップが小さくないか」「アンダーが緩すぎないか」をチェック。
ストラップに負担がかかっている場合は、ワンカップ上げる・アンダーを1サイズ下げるのが有効なことが多いです。
② 幅広ストラップのブラを選ぶ
肩への圧が分散されるので、痛みや食い込みがぐっと軽減します。肉質が柔らかい方は特に効果的です。
③ ストラップ調整は“指1本分”が基本
きつすぎても、ゆるすぎてもダメ。
指1本がスッと通るくらいが最適です。
④ 脇高設計・U字ワイヤーのブラもおすすめ
バストをしっかり支えてくれるため、ストラップに負担がかかりにくくなります。
脇肉が気になる方にも相性◎。
4. 日常でできる肩こり対策
・姿勢をリセット:
胸の位置が低いままだと肩が前に入りやすく、肩こりを悪化させます。ブラをつけたら一度背伸びをして胸を開く動作を習慣にしてみてください。
・ストレッチを取り入れる:
肩甲骨まわりをほぐすと血流が改善され、肩こりが軽減されます。
・ブラの寿命もチェック:
伸びたストラップ、緩んだアンダーは肩こりを招きます。
「ストラップ調整しても落ちる」「ブラが上がってくる」などの症状があれば買い替えのタイミングです。

