「なんだかしっくりこない」「夕方になると苦しい」「脇にお肉が…”」——こうした違和感は、実はブラが体に合っていないサインです。ブラは“数字が合っていればOK”ではなく、素材・設計・体型・バストの柔らかさまで影響します。ここでは、合っていないブラの典型的なサインと、その原因、そして見直しのポイントをまとめてご紹介します。
1. カップが浮く・しわが入る
サイン:
・カップ上辺が胸から浮く
・カップにしわが寄る
原因:
・カップサイズが大きい
・アンダーがゆるくてバストが安定していない
・ワイヤーがバージスラインに合っていない
見直しポイント:
・1カップ下げる、またはアンダーを下げて安定感を確認
・試着時に前中心が浮いていないかチェックする
2. バストが上にはみ出す・横に流れる
サイン:
・胸がカップの上から溢れる
・脇肉が気になる
原因:
・カップサイズが小さい
・ストラップがきつすぎてバストが押しつぶされている
見直しポイント:
・カップサイズを上げてみる
・脇高設計やバージスラインに合うワイヤーのブラを試す
3. 前中心が浮く
サイン:
・ブラの中央が体から浮いてくっつかない
原因:
・カップが小さい
・ワイヤー幅がバストに対して狭い
見直しポイント:
・1カップ上げる
・ワイヤー幅の合うモデル(L字・U字など)を選ぶ
4. アンダーが苦しい・くいこむ
サイン:
・つけているとみぞおちに圧迫感
・背中に段ができる
原因:
・アンダーバストが小さすぎる
・肉質が柔らかく、アンダーのパワーが強すぎる
見直しポイント:
・アンダーを1サイズ上げる
・締め付け弱めのタイプやノンワイヤーも選択肢に
5. ブラがずれ上がる・ストラップが落ちる
サイン:
・腕を上げるとブラがついてくる
・ストラップがずり落ちる
原因:
・アンダーが大きい
・ストラップ調整不足
・ワイヤーの位置が胸に合っていない
見直しポイント:
・アンダーを見直す
・ストラップは“指1本すーっと”通る長さが基本
6. サイズだけではなく“体との相性”も大事
同じD70でも、メーカーやワイヤーの形、カップの深さで着け心地は大きく変わります。
ブラ選び=サイズ選びではなく、形の相性がとても大事。
特に気をつけたいのはこの2つ:
・ワイヤーが自分のバージスラインに合っているか
・カップの深さが自分のバストの柔らかさと相性が良いか
試着時は「腕を上げる」「体をひねる」など、日常動作を軽くするのもおすすめです。

